上出脳神経外科クリニックは、外来専門のクリニックですが、共有/共同利用する形で、最先端、最高精度の医療機器を使用し、診断を行っています。
 検査室で撮影された画像データは、デジタルデータに変換され、医療モール全体に張り巡らされたDICOMネットワークなどを利用しながら、待ち時間なく、リアルタイムでクリニックの診察室に送られます。(図1診察机の画像モニター)
 画像は、3次元画像解析装置を使って、その場で2次元画像(図2)ばかりでなく、高精度の3次元血管画像を再作成(図3:大動脈弓、4:脳血管全体像)し、診断と患者様への説明に使用しています。
 入院が必要な場合、病気や必要な治療を行う適切な専門医がいる施設をご紹介いたします。


(図1)


(図2)

(図3)

(図4)

 生活習慣病(高血圧、糖尿病、高脂血症)を背景として、動脈硬化性病変、特に頚部頸動脈病変が急増しています。頚部頸動脈病変の有無は、脳卒中の危険度判定にきわめて重要なファクターです。頚部頸動脈の動脈硬化度を判定できる設備を整えています。(図5)


(図5)

 頚部から肩に照射し、血行を改善しつつ神経系の緊張緩和し、肩こり頭痛患者様の鎮痛をはかる治療装置を導入しています。局所麻酔剤の注射の様な、痛みを伴う侵襲的な治療とは違い、苦痛を与えない優しい治療法です。また、副作用や合併症の殆どない安全な治療法で、心地よい温感が得られる方法です。(図6)


(図6)